つまらぬものを斬ってしまった

誰の琴線にも触れないであろう日常のカタルシス

己の短所を、まるで長所のように正当化してみる

 

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前回の記事がね

 

万人受けするであろうテーマ

「君の名は」だったのにも

かかわらず

 

正直、やましい気持ち全開で

置きに行ったにも

かかわらず

 

冒頭のセガサターンに反応する輩が

思った以上に目白押しでビックリしています

 

頑張って3000字以上書いてみたんだけどね

決死の覚悟でご自慢の下ネタをそこかしこに

盛り込んでみたんだけどね

 

その甲斐も空しく

もしくは

その甲斐あってか

 

冒頭の2行を

本文が超えられなかったという

意外な顛末に愕然とする訳です

こっちとしては

 

もうね

何が驚いたってね

 

私のブログをご愛顧下さる方々の多くが

「君の名は」をまだ見てないって事実ね

 

驚愕

 

だって

興行収入250億円ですよ?

公開から1週間で観客動員数が

140万人とか言ってんですよ?

 

ハリポタ押さえて

アナ雪に追いつけ追い越せの

一大ムーブメントだったって言うじゃない

そっから3年も経てば

 

もう、私以外の人

みんな見てんじゃね?って

そう思ってた訳です

そう踏んだ訳です

一か八かで

 

でも、違ったんだ

一人で何十回も見た人が結構いた

それだけのことだったんだ

きっと

 

私の盲点

 

何ならもっと

セガサターンを掘り下げるべきだったか

 

今更ながらバーチャファイターについて

熱く語るべきだったのか

 

何が正しかったのか

もう分からない

 

分からないし

面倒くさい

 

もうね

 

面倒くさい

 

どーも、面倒くさガールまままっこりです

 

ものぐさって言うのかしら

根っからの面倒くさがりなんです

私ってば

 

隙あらば面倒くさがることができます

可能な限り面倒くさがる

暇さえあれば面倒くさがる、暇なのに

 

今日はね

そんな私の愛らしい短所

「面倒くさい」を深彫りしていきます

 

何そのテーマ

どこに需要があんの?

そう思わない訳ではないんです

でもいいの

誰が何と言おうとしますったらします

PVとか二の次なんで、自分

 

まずね

 

「面倒くさい」の発揮するパワーがすごい

ってことね

 

もうね

 

「面倒くさい」が起こす奇跡がすごい

ってこと

 

「面倒くさい」にかかれば

どんなに面倒なことも

なぜか乗り越えられる

 

面倒くさいモードが発動することによって

結果、逆にいつもより動いてしまっている

 

代表的なところで言えば

ゴミ箱シュートね

皆さんも一度は経験あるんじゃないかしら

 

地味に離れたゴミ箱まで

歩いてゴミを捨てに行くことの面倒くささよ

 

まー、当然投げますわね、ゴミを

こう、シュッとね

気持ちはすっかりNBAのクレイ・トンプソン

みたくなってね

もしくはメジャーリーガーのノアぐらいの

ピッチングをお見舞いする訳

誰それって?

んー、私もよく知らない

 

でもまー、はずれるわね

言っても素人だし

 

そしたら結局、歩いてって

ゴミ箱に捨てなおすっていう

屈辱のプレイが待ってるんだけど

 

そこに屈していては

面倒くさガールの名が廃るってなもんでね

またゴミを拾いに行っては投げなおす訳

成功するまで

何度でも何度でも

 

10000回ダメでも

10001回目は来るーーつって

ドリカムもそう言ってっから

 

そうしないと

私の「面倒くさい」が行き場を無くす訳

可愛いあの子が路頭に迷う羽目になる訳

 

そんなこんなで

 

繰り返し投げ続けたら

いつのまにか

まままっこりは

恐ろしいほどの集中力と

コントロールを手に入れたのである

 

わぉ、イッツ、ミラコー

 

時に

小雨なんかが降っていたとして

面倒くさガールとしてみれば

傘を持つのが面倒くさい訳です

 

傘持つ手があったら

札束とか持っていたい派、できれば

 

そんな私は

雨に濡れることなんて実は屁でもないし

傘を持たずしても雨に濡れないルートを熟知している

 

しかも

晴天時に比べて

明らかに雨天時の方がスピーディーなのね

まったく無駄の無い動き

 

さっきの例で言ったら10001回目には

全ての雨を避けて通る可能性すら秘めてる

何なら可能性しかない

 

今から自分が怖いくらい

 

それから

奇跡の足ね

 

全ての面倒くさがりに備わっている

器用な足

 

もはや第三の手と言っても過言じゃない

こいつさえいれば

もう手の出る幕無し

 

最小限の動作で事を済ませたい時

両手がふさがっている時

腰痛持ちが雑巾がけする時

 

至るところでその実力を

いかんなく発揮する足

 

私なんてこないだ

少し離れたティッシュ

足先でちょいっと一枚取ろうとしたら

 

ビキーーッ!つってね

 

文字通り足がつった訳だけど

もうね

ここまで来て引き下がれないっつーか

頑張れ足ーーっ!っつってね

あと少しだ足ーーっ!つってね

そしたら足もソレに答えてくれたっつーかね

その身と引き換えにしてね

ティッシュを運んでくれたんだけど

 

何ていうか

すげー怒られた、夫に

 

手を使えって

 

いやごもっともで・・・

まー、一応反省したんだけどね

 

そんな風に「面倒くさい」は

いつだって自分の成長を促してくれる存在

もう長年のマブダチっていうか

 

 

「面倒くさい」に遭遇すると、人は

どうしたら最短で且つ低燃費で事を成すか

創意工夫するようになる

 

「面倒くさい」ただそれだけで

ちょっとしたいさかいや

日常のしがらみなんか

どーでもよくなる

 

「面倒くさい」というだけで

こんなにも心穏やかでいられるなんて・・・

 

「面倒くさい」はもう

そんなマイナス要素なんかじゃない

 

面倒くさい=平和

 

ルーズ&ピース

 

「面倒くさい」ってもしかして

人類の進化の礎なんじゃないかしら

 

そう考えると

 

「面倒くさい」って

神様が人類に最初にくれた

贈り物なんじゃないかって思うの

 

アダムとイブが

全裸だったのはきっと

服を着るのが

「面倒くさい」に他ならなかったから

 

同様にアダムとイブが

楽園で仕事もせず楽しくやってたのは

「面倒くさい」に他ならなかったから

 

全ての辻褄が

パズルのピースが

今まさにピッタリと合わさって

 

世界は「面倒くさい」を中心に

ゆっくりと回っている

 

そんな気がしてならない

 

ならないけど

 

そう言えば

 

私の面倒くさい精神が

15歳の娘に

しっかりと受け継がれていて

それはそれで困る

 

娘の後にトイレに入ると

だいたいトイレットペーパーが空

 

娘の後に冷蔵庫を開けると

だいたい麦茶のボトルが空

 

こないだなんか

大好物のイカの刺身を食べようとしたら

卓上の醤油が空っぽだった

犯人は当然娘

 

私「ねー、醤油詰め替えてきて」

 

娘「えー、めんどくさー」

 

私「お願い、このとーりです」

 

娘「はぁー(深いため息)、仕方ないなー」

 

・・・・・

 

娘「ねー、醤油無いよー、切れてる」

 

私「じゃー、買ってきて、どーせ使うし」

 

娘「絶対いや」

 

私「いやいや、最後に使いきった人が詰め替える

これ、世の中の常識だから

この世の理だから」

 

娘「もう、いっそ水で薄めて使えば?」

 

(゚Д゚)

 

私「そんなリンスみたいなことで

解決するかぁーーーっ!!」

 

結局、酢味噌とポン酢で食べました 

 

人の面倒くさがりは

例え我が子であろうと

許せないのである

 

でもさ

 

面倒くさーって

言えるうちが花だよね

 

(゚Д゚)ノ

 

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