つまらぬものを斬ってしまった

誰の琴線にも触れないであろう日常のカタルシス

素晴らしきかな少女マンガ【モテたい男子必見!かどーかはわからない】

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めぐ。さんによるイラストACからのイラスト  

 

 

 

あ、あの・・・

 

お久しぶりです

 

私のこと覚えてますか?

ここ1週間、ブログはおろか

パソコンを開くことすら放置してました

 

そんで

何してたかっつーと

 

少女マンガ読んでました

いい年こいて

 

少女マンガを読んで

私の中のなけなしのときめきを

メモリあったり

トゥナイトしたりしてました

 

そして

改めて少女マンガの面白さを再確認した

41歳、初冬

 

もっかい言うけど

41歳

身体は枯れても心は極潤

 

どーも、まままっこりです

 

私、普段は割と

少年誌を読むことが多いのね

 

そんで

少年誌の男達ときたら

海賊王になるだの火影になるだの

駆逐するだの中華統一だの

 

「うぉりゃぁあああっ!!」ゆーてね

「ゴムゴムのぉおおっ!!」ゆーてね

 

夢は追いかけるし

世界は股にかけるし

敵は多いし

 

もうね

言うこと成すこと

イチイチ熱いわけ

しかも常に死闘

死闘しかしない主義の集まり

 

もうボロボロなわけ

目が離せねーったらねーの

漢の中の漢の戦いなわけ

 

主人公なんて

最低でも一回は死にかけないと

物語が進まないわけ

 

面白いんだけどね

面白いから読んでるんだけど

 

多少疲れるっつーか

クールダウンが必要っつーか

なんか中和したい

 

そういう思いもあってね

少年マンガの後は必ず

少女マンガを読むことにしてます

あえて超ベタなやつを

 

そんで思うのね

 

なんつーか

少女マンガすげー

 

何がすげーって

どいつもこいつも

恋愛しか頭に無ぇーの

すごい世界観

 

もうね

頭ん中LOVE一色のお花畑

 

そんでね

 

世の中のモテたい男子に

言っておきますけどね

女ってのはいくつになっても

✧。ときめいていたいんだ✧゜ってこと

ほんと覚えておいた方がいい

 

どんなに強がっててもね

どんなに歳とっててもね

壁ドン肘ドン顎クイに

内心はキュンキュンしてるってこと

知っておいて欲しい

 

女子ってのはね 

時にはピーチみたいに攫われてみたいわけ

そんでギリギリのとこで救出されたいわけ

 

急に古代エジプトとか戦国時代とかに

死なない程度で飛ばされてみたいわけ

 

クライマックスで命と引き換えにして

なんらしかの不思議な力を

発揮してみたいわけ、できれば歌とか簡単な方法で

 

時には推して推して推しまくられたいわけ 

「必ず手に入れる、天下もお前も」

とか強引に言われてみたいわけ

 

もうね

 

いつ仕事してんの?とか考えたらダメ

もっと大事なことあんだろ

とか思ったら負け

 

生活とかにまで侵入してくっから、恋愛感情

下手したら政治とかにも関わってくっから

その内、宇宙規模にまで発展したりすっから

そんな大変なことになっても尚

好きな異性の言動一つで

何も手に付かなくなったりするこの非常事態

 

例え何を犠牲にしても 

突き動かす全ての原動力が

大抵一人の異性のためってのは当然で

地球が滅亡するかもって危機より

さっきされたキスの方が気になったりすっから

 

やべー・・・

少女マンガ・・・マジやべー

 

でもね、ほんとはね

女子よりむしろ男子に読んでもらって

勉強して欲しいのね

男子サイドがキュンのツボを心得ていないと

女子はあくまで受身だかんね

 

時代は令和に変わってもね

そこんとこだけは原始時代から変わってないの

 

あえてちょっとキツい言い方するけど

女子にとっての

男子の存在意義って

仕事が出来るとか

金持ってるとかじゃないから

 

いかに

ときめかしてくるかだから

 

女子をときめかせねー男子なんて

チンチン付いてる意味ないから

 

そんぐらい「ときめき」ってマジ大事

その「ときめき」の全てが

少女マンガには盛り込まれてるわけ

 

つまり 

少女マンガを制するものは

女子を制するも同じだから

 

でもわかるよ

恥ずかしいよね

男子が少女マンガ手に取るのって

勇気いるよね

ある意味エロ本よりハードル高いよね

 

でも大丈夫

私がわかりやすく少女マンガのツボ

お教えしようと思います

 

世の女子が、一体どこで

キュン、ないしトゥンクしてしまうのか

それさえ知ってれば

あなたもモテ男子間違いなし

 

じゃー今回は初級編っつーことで

男子が絶対読むことないような

学園物の少女マンガ設定で

よくある展開を例に進めてみましょうか

 

少女マンガの極意 

まずは出会い編から

 

【その1】

最初の1ページは自己紹介から

 

そう

少女マンガの始まりの王道

 

「私の名前は○○

この春JKになったばかりの

ごく平凡な女の子

みんな恋とか恋愛とか言うけど

私にはまだよくわかんない」など

  

平凡なヒロインであればあるほど

最初の1ページ目は

自己紹介から始まるのが通説

ま、挨拶は大事ってこと

 

ヒロインについて、ある程度の情報が

1ページ目にして7割は開示されます

 

ヒロインがどれだけ地味で平凡で

しかも鈍感であるか

最初のページでそれを知らしめます

少女マンガはこれにかかっています

 

 

【その2】

第一印象は最悪

 

ヒロインが恋に落ちるべくした男子は

まず高い確率でイケメン

校内で一目置かれるほどの存在

これ絶対

 

でも二人の第一印象は最悪であるべき 

 

顔はいいけど性格に難ありとか

ヒロインの恥ずかしいとこを見られるとか

弱みを握る存在であるとか

暗い過去があるとか

最悪な第一印象であればあるほど

良いスタートを切ったと言えるでしょう

 

ただ後に

この最悪な第一印象はあっさり覆るので

あしからず

 

 

【その3】

なぜか物置みたいなとこに

二人閉じ込められて

キュン、ないしトゥンク

 

まず体育倉庫は要注意

二人でいるところに外から鍵をかけられ

いきなりピンチを迎えます

 

でも案外すぐに誰かが鍵を開けてくれて

大事には至りません

 

 

それからというもの

なぜか隠れなくてはいけないような

シチュエーションに遭遇します

 

他にも物理室や資料室

時には教壇の下など

どんどん狭いところに

挑戦していきます

 

「しっ、黙って・・・」

とイケメンに言われ、従うヒロイン

密着する二人

 

そしてヒロインは大抵

自分の身体に無茶な指示を出します

 

「心臓の音、止まれ」

 

無理な上に加速します

 

 

【その4】

とにかく一生懸命

 

ヒロインはとにかく一生懸命

一生懸命以外の取り柄はありません

 

しかし、その唯一の武器である

一生懸命はしっかり結果を残します

 

何でもそつ無くこなすイケメンにとって

もうヒロインの不器用が

これでもかっつーほど刺さる刺さる

 

そして笑ってこう言います

 

「おもしれーヤツ」

 

大抵ヒロインは

この時に初めてイケメンの笑顔を拝み

自分の気持ちを自覚します

 

 

【その5】

階段で足を滑らせたところを

助けてもらって

キュン、ないしトゥンク

 

ヒロインたるもの

とにかく足を滑らせるのが仕事

 

もう、その靴どうなってんの?

どんだけ履き古してんの?

そう思わずにいられないほど

彼女の靴底はツルンツルンなのでしょう

 

学校の階段は当然のことながら

駅のホーム、川沿いの土手

ところ構わず足を滑らせるヒロイン

 

しかし

イケメンヒーローはそれを見逃しません

いつも華麗に助け出し

そして言うのです

 

「・・・っぶねーな」

 

地道に足を滑らせ続け

もしくは躓くなどして

何度もドジを繰り返すことによって

ヒロインは最終的に

 

「危なっかしくて、ほっとけねー」

 

この一言を導き出します

 

 

 【その6】

ライバルも現れます

 

二人がお互いを少し意識し始めると共に

本命とはまた違うタイプの

イケメンライバルが登場

 

「じゃー、僕が○○ちゃんのこと貰ってい?」

 

もーね

イケメンライバルっつーのはね

この一言を言う為だけに存在するといっていい

そんで超良いヤツ

そいつと一緒になった方が絶対幸せになれるのに

中々そうはいかないのがもどかしいところ

 

でも厄介なのは女のライバル

可愛い系で人当たりが良く人気者の女ライバル

その見た目とは裏腹に性格はかなり姑息

男のライバルと違って

引くほど嫌がらせしてきます

精神的に来る陰湿なヤツを

次から次へとお見舞いしてきます

 

でもまー、最終的にはなぜか

よき理解者となるパターンも多いです

 

あんだけ散々やっときながら

毎日一緒にお弁当も食べる仲になったりします

 

そこが女の一番怖いところなのです

 

 

 【その7】

風邪を引いたら急接近のサイン

 

少女マンガの鉄板イベントに

風邪で寝込むイケメンを

ヒロインが看病するという

鉄壁のシチュエーションがあります

 

高熱で弱ったイケメンに

お粥を食わせ、薬を飲ませ

寝付くまで付っきりのヒロイン

 

もーね

 

この家の親はどーした?

って、いつも思う

 

 

【その8】

行事あるある

 

学園物の特徴として

行事という行事を網羅します

そしてドラクエ並みにイベントが発生します

いくつか例を挙げてみましょう

 

『体育祭』

・借り物競争で当たったお題が「好きな人」

・足をくじいてお姫様抱っこ

・イケメンの親友が本気の仮装を見せる

 

『数々の合宿』

・夏合宿の場合、部活よりむしろ目的は海、そして水着

・スキー合宿の場合、目的は遭難

・なぜそんなに泊り込む必要があるのか

なぜそんなに簡単に合宿の許可がおりるのか

学校のコンプライアンスに疑問

 

『学園祭』

・お化け屋敷のクオリティーが高い

・出し物の劇で本当にキス

・出し物のメイド喫茶でイケメンが女装

 

『修学旅行』

・お互いの風呂上りを意識しあう

・先生の見回りに遭遇し布団の部屋に隠れる

 

『季節物』 

・クリスマス

大抵すれ違うが時間ギリギリで

無事にホワイトクリスマス

プレゼントはマフラー

 

・バレンタインデー

ハードルの高いケーキに挑戦し、焦がす

でもイケメンは甘い物苦手なのに食べてくれる

 

・ホワイトデー

ヒロインの不器用チョコへのお返しには

割が合わないくらい高価な光物のお返しをする

例えばネックレスとか

 

 

【その9】

たびたび訪れる難聴  

 

花火大会で集団からはぐれる二人

いい雰囲気になったところで

イケメンが

「俺・・・お前のこと」

そして花火の音ドーン!

「え?何・・・?聞こえな・・・」

「いや、なんでもない」

 

大事な瞬間ほど

ヒロインの聴力は低下します

 

この他にも 

急な突風

電車や車の排気音

スマホの呼び出し音など

難聴の原因は様々

 

ヒロインに課せられた運命の持病

哀しいかな不治の病

手の施しようはありません

 

  

【その10】

ついに来た、天下の宝刀

 

イケメンの最終奥義と言えば

 

「お前ちょっと黙れ」

手段は強引なキス

 

少女マンガにおいて

ヒロインを黙らせる方法

もしくは落ち着かせる方法

 

それは強引なキス以外に他ならない(言い切り)

 

ヒロインがパニックに陥ったとき

全然泣き止まないとき

 

読者は思います

 

来るぞ

来るぞ

 

一種の印籠です

 

 

【その11】 

最終イベント、ラスボス現る

 

二人ともやっと

自分の気持ちに素直になり

お互いの気持ちを確かめ合った頃

 

イケメンの元カノが登場します

 

しかも超美人設定

性格も超しおらしく

誰が見てもお似合いの美男美女

 

どっか行ってたはずなのに

このタイミングで街に帰ってきます

 

よくある設定が

イケメンが抱いている夢への切符を

この元カノが手土産として持参していたりします

例えば「海外行き」とかね

強ぇ~、さすがラスボス 

 

でもまー

こいつさえ倒してしまえば

後は怖いもんなし

 

これらを攻略すると

「それから10年後」とか

いきなり時が飛んで

二人が結婚している未来が現れ

エンドロールとなります

 

めでたしめでたし

 

まとめ

 

えーっと、まあ

いかがでしたでしょうか?

 

ちょっと長くなっちゃったんだけど

大抵の少女マンガには上記のどれかが

盛り込まれています(たぶん) 

 

そんで

これを読み終えた男子諸君

どお?女子の気持ち、わかった?

 

もしもこれで女子の気持ちを理解できたら

貴方も今日からモテ男子

と、言うより変態

逆に心配

むしろ少女マンガ家になった方がいい

 

私ももう結局

何が言いたいのかわかんなくなってきた

てか少女マンガあるあるが書きたかっただけ

ここまで読んでくれた方

ごめんね

 

ちなみに

現実では女子より男子の方が

俄然ロマンチストだけど、ねっ!

 

 

(゚Д゚)ノ

 

 

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おまけ:少女マンガといえばよく

校舎の屋上に登るシーンがあるけど

実際は屋上なんて立ち入り禁止だよね

リアルJKの娘にも聞いてみたんだけど

「屋上めっちゃ鍵かかってる」って言ってた