つまらぬものを斬ってしまった

誰の琴線にも触れないであろう日常のカタルシス

【まままっこりの懺悔】オッサンごめんね編

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お題「わたしの黒歴史」

 

あーもー、風強えー

風当たり超強えー

世間の風が春一番並みに吹いちゃってるよ

どーなってんの、これってもー

もー

もー

 

どーも、まままっこりです

 

前々回の記事で

学んだことがあります

それは

タイトルに「下ネタ」というワードを

大胆に使ってしまうと

PVが伸びないと言うこと

それはそれは綺麗に数字に出たよね

ほんと

数字は正直ってこと

怖い怖い

 

でも、これもね

やりたいようにやった結果なんでね

私は身をもって示して見せたわけです

過剰な下ネタは孤立するってね

 

己を貫くってことは

時にはとてつもない孤独と対峙する

 

それを読者様にお届けできただけでも

本望こそあれ後悔など微塵も無いってね

 

我が生涯に一遍の悔い無し・・・っつってね

私の中のラオウもそう言ってるくらいなんでね

ラオウの為にも声を大にして言ってあげたい

お前はもう死んでいる・・・っつってね

 

ホントいい加減しなさい

そもそも貫く信条が間違ってんだわ

 

まー、なんつーか

勉強になりました

そして

反省しています うそぴょん

  

そーいうことなので

 

脱下ネタをマニフェストに掲げ

心新たにブログをリニューアルしようと思い

頭をひねってみたのですが

何にも浮かばない

んー

どうしようかな・・・

そだ

こういう時こそお題スロットだよね

 

(°∀°)

 

てな訳で、軽い気持ちでね

商店街の福引感覚で

お米券くらい当たったらいいわね

くらいの軽~い気持ちで

スロット回したらね

 

「わたしの黒歴史」ってヘビーなお題が

出題されちゃったから

仕方なく「黒歴史」捧げる訳なんですけど

もう私の黒い歴史なんてね、あーたちょっと

下ネタの臭いしかしないからね

それってつまり下歴史にしかならない訳だから

せっかく心入れ替えるチャンスを

棒に振る危険性すら感じざるを得ないんだけど

こはちょっと私も学習できる生き物ってとこを

是非とも皆さんにお見せしなきゃと思って

鼻息荒くキーボードを叩いている今現在

 

黒歴史を思い起こしてみる

 

( ´_ゝ`)

 

大人になってからのやつは

黒すぎて語れん

マジでシャレにならん

 

だから

子供の頃のね

もう時効を迎えちゃってる様な

マイルドな黒歴史 いってみよー、おー

 

【マイルドその1】

 オッサンごめんね

 

現代っ子は知らないと思うけど

私が小学校低学年の頃は

今みたいに週休二日じゃなかった

 

土曜日は半ドンっつってね

午前中だけ授業があって給食は無しで帰るの

だから毎週土曜日はお昼ごろ下校するんだけど

もう、下校中はとにかく腹ペコなわけ

もう飢えに飢えてるわけ

 

パン屋やたこ焼き屋の前を通る時なんて

買い食い禁止っていう絶対ルールがあるもんだから

ここが地獄の一丁目かぐらいに生き地獄を味わう

 

自動販売機でファンタグレープ買ってる所を

うっかり誰かに見られでもしたら

月曜にはしっかりチクられ反省文を書かされ

それを皆の前で終礼の時に読まされるっつー

今で言うパワーハラスメントみたいなソレが強制執行されても

誰一人として逆らう者の居ない

昭和という激動の時代

 

たこ焼きもファンタも封じられて成すすべも無く

心を無にしてフラフラ漂う学生達はもはや 

ラクーンシティ郊外にはびこるゾンビの様であり

私ももれなくその中の雑魚ゾンビの一人な訳で

 

そのゾンビがね

いつもと違う帰り道を模索してたわけ

てか厳密に言うと

普段はバス通学なんだけど

その日に限ってバスの定期券忘れちゃって

歩いて帰るしか無かった

 

そんで

普段あんまり通らない道をテクテク

あー、ここ工事してるんだーとか

あれ、こんなとこに駄菓子屋あったんだとか

色々発見しながら歩いてた

その内アメリカ大陸発見しちゃうんじゃね?

ってくらい歩いてた

もう、喉はカラカラで

軽く蜃気楼見えるくらいに朦朧とした意識の中で

ブランコと砂場だけの公園が見えてきて

そこに同級生の男の子がポツン

何かゴソゴソしてた

 

ま「タカシ何やってるの?」

タ「そこのベンチの下にこれ落ちてた」

 

タカシが見せてきたのは

水色のハンカチで包まれたお弁当箱だった

 

ま「落ちてたの?」

タ「うん、落ちてた、だから拾った俺のもん」

 

そう言ってタカシは迷いのない手付きで

ハンカチをほどき、弁当箱を開けた

中はとっても美味しそうなお弁当がぎっしり

 

ま「え、忘れ物じゃないの?誰か取りに来るかもよ」

タ「じゃー、急いで食わなきゃな」

 

タカシは玉子焼きとウィンナーを食べた

オニギリと唐揚げも食べた

めっちゃいい匂いがする

腹がグーっと鳴る

 

タカシは私に唐揚げを超勧めてくる

スゲー旨いからと鼻先まで持ってきた

 

私は理性が破裂した

そもそも小2の理性など

在って無いようなものだ

加えて飢えに飢えていると来た

 

とうとう誘惑に負けて

私は唐揚げを食べてしまった

タカシの言ったとおり

スゲー旨い

 

たぶんハイジのチーズより旨い

ドーラのハムより旨い

サンジのチャーハンよりも旨い

たぶん

 

2人はペロっと弁当を平らげてしまった

 

その時

 

「コラー!何してる!!」

 

ε=ε=ε=(((怒゚Д゚)ノノ!!!

 

(゚Д゚)(゚Д゚)!!

 

少し離れた工事現場から

作業服のオッサンがすごい剣幕で走ってきた

 

私とタカシは何が起きたか瞬時に察し

走って逃げた

とにかく走った

タカシは途中で角を曲がったらしく見失った

それでも私は走って走って

オッサンが見えなくなってもまだ走った

ランドセルががっちょんがっちょん言って

喉の奥がヒューヒュー言った

 

大人になった今ならハッキリ分かる

落ちてたんじゃない

隠してあったんだ、ベンチの下に

トイレにでも行ってたんだろうか

ジュースでも買いに行ってたのか

現場に何か忘れ物でもしたのだろうか

とにかく少しの間、たった少しベンチを離れた間に

私たちがやってきて

大事なお昼の弁当を食べてしまった

 

家に帰ってドキドキして

親には何も言えなかった

 

その後、後悔の念に駆られた私は

勇気を出して謝りに行ったとか

そーゆー美談は一切無くて

ただただ、月曜日が怖かった

 

オッサンが学校に通報してないかと

アホなタカシが友達に自慢してやしないかと

とにかくビクビクして過ごした

 

月曜日

学校に行ったら通報はされてなくて

タカシはお腹をこわして休んでいた

私は一瞬、あの玉子焼きが頭をよぎったが

誰に言うでもなくそのまま静かに時が過ぎた

 

あれから30年以上経った今も

私はあの時食べた唐揚げの味を忘れていない

 

弁当に入った唐揚げで

あの唐揚げ以上に旨い唐揚げに

私はまだ出会っていない

 

しかも

私が娘の弁当に入れる唐揚げは

あの唐揚げの味を再現しているものだとは

誰も知らない・・・

 

 

 

・・・・・・

 

 

 

(゚Д゚)オ前ゼンゼン反省シテネーナ

 

 

 

ってお話なんだけどね

マイルドその1なんて書いたけど

疲れたから今日はこの辺でやめとこう

ホントはあと2・3話用意してたんだけど

それはまたいつか気が向いたときに・・・

 

(゚Д゚)ノ

 

 

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てか 

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黒歴史だっつー事実 ギャフン!