つまらぬものを斬ってしまった

誰の琴線にも触れないであろう日常のカタルシス

病人を癒すのは愛だ。愛以外に無い。

ここのところ

具合が悪いと思っていたら

肺炎だった

 

どーも、まままっこりです

 

みなさま、お元気ですか

私は病気になっちゃいました

(ノ≧ڡ≦)てへぺろ

 

おとといぐらいから

なんか体調が悪いなーと

 

最初、頭と喉が少し痛くて

風邪かな?と思っていたんです

んで、頭がボーっとしていて

 

昨日、発熱

 

咳すると胸の辺りが痛くって

呼吸がしにくい状態

なんか、動悸が・・・

 

でも、脳みそは絶好調だったし

指先も動くので

ブログは書いたみたいね

あんま記憶無いけど

みなさんのブログも

見て歩いてる

ブクマとかもしてる

こわ・・・

 

 

私は、昼はホテルの客室清掃員

夜はレストランの配膳係と

二つの顔をもつ魔性の女なんですけど

 

今日の昼の仕事は

どーしても休めない理由があったので

解熱剤を飲んで出勤

 

昼の清掃業務は

とにかく走る

階段を走る

廊下を走る

そんな仕事内容だから

 

息切れがすごくて

も、ヒューヒュー言ってて

職場の人たちが

引くぐらい

 

顔色も何色か分からん色になってたらしく

唇はいつの時代の新色?ってぐらいの

ビジュアル系の紫みたいになってて

 

もしかしてインフルエンザじゃない?っつって

あらぬ疑いをかけられ

みんな私から遠ざかっていく

なんという孤独・・・

 

副支配人から

「病院、いこっか」

って言われたので

「・・・ぁい」

っつって

夜のレストランは代わってもらって

病院に行くことにした

 

夫に車を出してもらって

病院について

なんか、色々書くやつ書いたけど

ペンを持つ手が震えて

何書いたかわからん

 

夫は病院苦手だから

どっか行っていない

たぶんトイレ

不慣れな場所には

マーキングしないと気がすまない性分

犬か

 

インフルエンザであろう人の群れを

息を止めてかいくぐり待合室へ

尻が半分だけ入りそうな席を見つけて座った

 

誰が使ったかわからん体温計を渡されて

いつもちょっと躊躇するが

熱を測る

37度

なぜか病院に来ると

熱が下がる

 

しばらくしたら呼ばれて

カルテを渡されて

3つくらい奥の部屋に行け

みたいなことを言われた

 

採血だ

めっちゃ人が並んでいる

 

20分ぐらい待って私の番になった

若い可愛い看護師さん

ゴムチューブで右腕をしばりながら

血管をさがす

 

「チクっとしますねー」

といってチクっとした

 

無事、採血が終わった・・・

と、思いきや

私の腕から血が

ピュー

止まらなくなった

 

若い看護師さんが慌てて

小さい絆創膏みたいなやつを張ろうとするが

ボタボタと血がその辺に落ちて

一向に張れない

 

私は気を使って

「大丈夫ですよ。よくこうなるんで。」

あははははー

と、最高に無理してみせた

 

ベテラン看護師さんが来て

手際よく脱脂綿を張ってくれて

なんとかその場は収まったが

 

私の後ろに並んでいた

サラリーマン風の男性が

青ざめていた

 

申し訳ないことをした

 

息切れの上、更に貧血まで引き起こした私は

最初に座った待合室に戻ったが

尻半分残っていた席はもう埋まってしまっていた

 

頭をクラクラさせながら

突っ立て待っていると

夫がやってきて

 

「え、何で立たされてんの?

 病人立たせる病院あるか!?」

と、怒って看護師さんに文句を言いに行った

 

全患者の視線は恥ずかしかったが

こっちも、それどころではなく

黙ってオーラを消すことに集中していたら

 

夫がパイプ椅子をもらってきてくれた

 

ありがとう

なんだかんだ

愛されている

 

その愛の椅子に腰掛けてすぐ

また呼ばれた

 

今度はもっと遠いところに行けと言われた

胸のレントゲンを撮るためだ

 

夫に連れて行ってもらったが

私も夫も方向音痴

2度道を間違いながら

やっとたどりついた

 

なんか、ダサいブルーの病院服に着替えて

レントゲンを撮る

着替えるときブラジャーを取りながら

脇が甘いのが気になった

脇をぎゅっとしめてレントゲン室に挑んだ

 

息を吸ったり止めたりして終わった

 

また着替えて夫と待合室に戻ったら

せっかくのパイプ椅子におばちゃんが座っていた

 

めげずに夫はまた椅子を貰いに行った

愛の椅子2号は背もたれの無い丸椅子だった

 

それから30分以上待っただろうか

やっと看護師さんに呼ばれ

診察室のドアを開けたら

中にもまだ人が待っていた

 

一つだけ開いてる椅子に座って

再び15分ぐらい待った

 

次の方どうぞー

 

やっと診察

 

先生は私より10歳は若い感じで

メガネで寝癖でウォーリーだった

 

ウォーリーが口の中とか目の下とか

胸の音とかを診察する

 

ウォーリーは

「肺炎ですね」

と言った

 

私は表情を変えなかったが

内心はビビッていた

 

なにしろ人生初の肺炎

肺炎デビュー

 

なんか怖い

時代劇ばっか見ていた私は

肺炎=重病だった

 

でもウォーリーが

「軽くてよかったですね

 お薬で治りますから」

と言ったので

 

ほっとして診察室を出た

 

夫が心配そうにしていたので

「大丈夫、ただの肺炎だって」

と言ったら

私より時代劇を見る夫は

私より肺炎の知識がないので

 

肺炎=死の病だった

 

いや、軽いやつですんだから

薬飲んだら治るから

 

なんとかなだめて

薬を貰って帰った

 

薬飲んだらだいぶ楽になったので

このブログを書いている

 

でも、さっきから

夫の視線が痛い

 

いつ死ぬんじゃないかと疑っている

 

たまに病気をすると

家族の愛とか

身にしみる

 

それから

誰かの病気を治すため、誰かの命を救うため

毎日、切磋琢磨している看護師さん

ウォーリー

 

本当にありがとうございます

 

 

 

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