つまらぬものを斬ってしまった

誰の琴線にも触れないであろう日常のカタルシス

究極の便意が人を悟りの境地に導く話

どーも、まままっこりです

 

えーっと

8割ウンコの話です

 

お食事中の方や汚い話が苦手な方は

(得意な方もいないと思うが)

大人の判断で読み下すか否かお決めください

 


 

 

去年の身長が161センチ

体重が52キロ

 

健康診断で一年ぶりに計った

今年の身長が162・5センチ

 

1・5センチ伸びとる

 

ここにきて成長期とは

かなり奇跡の41歳

 

そんで

体重が56キロ

 

 

何?

 

今、何て言いました?

ごご、56?

4キロ?

4キロ太ったの?私

 

 

4キロて・・・

4キロて一体どれくらい? 

軽く赤ん坊ぐらい?

 

キティ的に言ったらリンゴ何個分?

って言うかむしろ

イカ何個分?って話になるんだけど

 

ワンピースの重さで言ったらアレだわ

26巻分ぐらいあるんだけど

26巻もあったら、あーたちょっと

とっくでアラバスタとお別れして

空島行ってるくらいなんだけど

 

 

何?待て待て

戻れ戻れ

 

軽く赤ん坊?

もしかして妊娠?

まさか

待望の御懐妊?

 

そーいえば、食欲旺盛だし

なんか眠いし

心なしか乳が張ってきた気さえする

 

しかし

去年まで遡ってもそんな事実が無い

心当たりが一つも無い

 

えーっと・・・

 

うん、やっぱり無い

哀しいくらいに無い

 

食欲の件は思い過ごしだった

眠いのは毎晩ブログ読み漁ってたせいだった

乳の張りもまぼろしだった

なんなら減ってた

 

こんだけ清らかな体じゃ

妊娠は無い、絶対無い

 

最後に事に及んだのは

果たしていつだったか・・・

もっとこう

女性も積極的にいくべきだろうか

だいたい

今さら何きっかけで

事に及べば良いか分からんのだが

熟年層の性生活をそこまで赤裸々に

追及していく必要性が無いと見て

本題に戻るとすれば

 

4キロの正体

これよ

 

ホントはもう

気がついちゃってるんだけどね

己の下半身の変化に・・・

 

もうね・・・

 

もう

何日もしてない

 

あ、便のほうね

そう

何日も出てない

かれこれ1週間は出てない

下っ腹がパンパン

いやカッチカチ

 

気を抜くとすぐ便秘になる

 

前にも10日以上出なくて

苦しさのあまり一晩中のた打ち回り

あげく嘔吐したため病院に駆け込んだ

 

レントゲン撮られて

お医者さんから説明を受けた

 

「まっこりさーん、分かりますかー

 これ、胃ね、これ、腸ね

 そんでこの腸の中

 全部、便ね、便

 ALLウンコ」

 

(゚Д゚)ソーデスカ・・・

 

「便が溜まりすぎて胃を押してる

 だからリバースしまーす

 あんだすたーん?」

 

(゚Д゚)ア、アンダースタン・・・

 

「じゃ、浣腸しましょーね」

 

(゚Д゚)エ・・・

 

通常トイレじゃなくて

浣腸用トイレに通された

 

なぜ浣腸用トイレかと言うと

浣腸が終わって用を足した後

し終わったブツを看護婦さんに見せるという

屈辱のプレイがオプションとして付いてくる

ブツをより見せやすい構造となったトイレ

それが浣腸用トイレである

 

若くて可愛い深田恭子似の看護婦さんが来て

手際よく浣腸の準備を始める

 

あ、あの・・・

私、実はそういうハードなプレイは

あまり経験が無く・・・

そっちの方には

出したことはあっても

入れたことは無いっつーか

そういう自然の摂理に逆らう所業はちょっと

趣味じゃないっていうか・・・

 

ところが

こっちの様子はお構い無しに

深キョンは浣腸の説明をしてくる

 

ま、待って待って心の準備が・・・

 

どうやら

私は今からこの深田恭子

己の尻の全てを預けた上

信頼の証として

老廃物を差し出さねばならないらしい

 

どこぞのゴリラの歪んだ愛情表現にも似た

かくも哀しい現実がここには存在していた

 

本音を言えば

初めてはもっとロマンティックな環境が良かった

 

海の見える白いペンションで

辺りにはゆったりとした音楽が流れ

熟練のエステティシャンに

極上のアロマオイルを塗ってもらいながら

心地よい風を感じる至極の瞬間

ラクティカルな現実社会から隔離された

ひとときの休息に

いつのまにか私はウトウトし始め

楽園の夢を見r・・・

 

「はい、下を脱いでお尻向けてください」

 

(゚Д゚)あ、はぃ・・・

 

「行きますよー、力を抜いてくださーい」

 

・・・・ゞ(_△_ )ゞ ヒクッヒクッ

 

な、

何コレ

何コレ

 

尻から物入れるって気持ち悪い

しかも、なんか熱い

熱いのにスースーする

このスースーは何か知ってる

この懐かしい感じ

そう

ムヒだ

尻の中に液状のムヒを投入した感じだ

 

私の全ボキャブラリーを持ってしても

浣腸の表現はこれぐらいしか思いつかない

 

だって

もう便意がすぐそこまで来てる

早い

即効性

 

入り口付近が軽いゲリラ戦に突入

腹の中では民衆がパニックを起こし

敵方はこれを期に正面突破してこようとする

これ以上の無益な戦いは必要ない

つまりここに敗北を宣言したい

 

 

「はい、じゃあこのまま3分待ってください」

 

 

(゚Д゚)!!

 

何と!

ここにきて

深キョンの容赦ないお預け攻撃

可愛らしい顔してこのドSめ

 

「穴をグッと締めて我慢してください」

 

むむむ無理です

限界です

女王様

白旗です

 

「じゃー、こちらのトイレにどーぞ

 隣にいますので終わったら呼んで下さい」

 

隣で見張るんですか?

音とか

音とか

音とか

とにかく音とか

気になるんですけど

 

だが今はそれどころではない

桁外れの便意にこっちはもうバースト寸前

 

夢にまで見たトイレに駆け込み

私は12日ぶりのブリブリを果たした

 

まるでゾウかカバ科のサイズ感であった

 

ソレを深キョンと一緒に見つめる地獄絵図

 

あんな思いは

もう金輪際ごめんである

 

そう硬く誓った私は

再び4キロと向き合う

 

で・・・

そん時に病院で貰った便秘薬

とって置いて良かった

 

薬を飲んで暫くすると

 

出た

 

ていうか

止まらない

 

あの時以来の激痛

便意の再来

 

出るわ出るわのお祭り状態

 

何がそんなに出たのか

リンゴ何個分出たのか

イカ何個分出たのか

 

薬が効いたのか

元々潮時だったのか

 

とにかく

 

トイレから出られない

そして

尻が寒い

と共に痛い

 

数々の困難

試練

これらを繰り返しながら

随分長い時間トイレで過ごすと

 

ふと哲学的な感情が

己に問いかけてくる

 

そもそもこれは本当に便なのか

便じゃないのか

便とは一体何なのか

 

人にとって究極の原理的結末で有ると共に

自身の独断的象徴でも有りうる

 

人が便と共に生きていく宿命を

生まれながらに背負っているとするならば

そこはもうそんなに重要じゃない

 

考えるだけ無駄なのだ

 

人は便によって生かされ

便によって謳歌

便によって回帰する

 

便はただひたすら黙し

それらの一切を映し出す鏡となって

我々に訴えかけるのだ

 

便とはむしろ

森羅万象

この世の理

 

便に逆らっては成らぬ

かと言って留まっては成らぬ

便と一体となるのだ

 

便と寄り添い

便を愛し

 

いつしか

 

私も便となる

 

悟った・・・

私は確かに

悟った

 

と同時に

全ての便を終え

 

 

体重計へ・・・いざゆかん

 

 

( ゚、ゝ゚)

 

・・・・・51キロ

 

5キロ減    よっしゃー!!

 

完全なる私の勝利

 

便の謎は解けたが

 

なぜ身長が1・5センチも伸びたかは

未だに分からない

 

この世には

分からない方が良い事もあるのだ

きっと

 

(゚Д゚)ノ

 

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てか、汚っ!