下世話にも娘の恋愛事情が気になって夜も眠れない
娘の恋愛事情が気になる
厳密には
娘を取り巻く周囲の恋愛事情が気になる
どーも、下世話な母親まままっこりです
今日はお年頃の娘のことについて
いっちょ書いてみることにしたんだけど
その前に
娘は私がまままっこりであることも
「つまらぬものを斬ってしまった」
の存在も知っているので
密かにこのブログを覗いているかもしれない
というスリリングさも相まって
今、ちょっとだけ興奮しているってことは
別に書かなくても良かったのだけれど
もしも見られていた時のために備えて
ここで一つ手を打っておかねばなるまい
とも思うが打開策が何も浮かばなかったので
ただひたすらに謝罪しておこう
ごめんなさい
"娘よ
ままは如何なる時も
赤裸々に且つ気ままに生きていきます
世知辛くも厳しい世の中を
たとえ後ろ指差されようとも
前を向いていればその指の存在に気づくことなく
楽しく進んで行けるということを
この身をもって証明して見せるから
そこでしっかり見ていなさい"
娘は只今絶賛不登校中の15歳
もうすぐ中学を卒業する
たぶん
うまくいけば
卒業できるはず
出席日数が足りなさ過ぎて
こないだ
卒業させてください的な
嘆願書的な書類を書かされたが
それはそれは熱のこもった内容で
校長の目頭も熱くさせること請け合いの
超大作に出来上がった自負があるので
たぶん卒業できると思う
卒業したら
娘が今まで仲良くしてた子達は
けっこうバラバラになってしまう
それぞれ別の高校に進学し
島を出てしまう子も何人かいる
娘は不登校だが
友人には恵まれており
おうちに迎えに来てくれたり
勉強会といってはゲームで一日終わったり
児童館で卓球をしたり(元卓球部)
ほんとよく付き合ってくれている
娘の友人の中には
男の子もけっこういるのだが
知り合った頃は小さかった男の子たちが
今はみんな娘の身長を軽く抜いて
男らしく成長している
一度娘に聞いたことがある
恋愛に発展したりすることは無いのかと
他の女友達はあるそうだが
娘は男友達にただの一回も
そんな感情になったことが無いそうだ
向こうも娘を女の子としては見てないだろうと
断言していた
果たしてそうなのか
実際、受験勉強会と称して
友人6名が狭い我が家に集まったときも
私と夫はキッチンからこっそり聞き耳を立てていたが
娘が男友達に一切その気が無いことは
会話を聞いていても手に取るようにわかる
娘はね
娘は
でもね
男友達のほうは?
私は一人
気になる男の子がいる
中学に入ったときから
すぐに仲良くなった男の子
R君
R君
キミ
娘のことほんとは好きでしょ?
いつも心の中で問いかけてる私
彼が娘を迎えに来るたび
不登校で学校に来ない娘に
彼が電話かけてくるたび
R君
キミ
ほんとはずっと前から好きでしょ?
もちろん
娘にもR君にも言ったことはないけど
彼が娘に接する態度とか
言葉の選び方とか
そーゆーの
遠い昔に経験したけど
今はすっかり忘れてしまった記憶を引っ張り出して
当てはめてみたけど
たぶん間違ってないと思う
こないだバレンタイン平日だったでしょ
でも学校はバレンタイン禁止だから
土曜日にチョコ作って
日曜日にばらまくっつって
バレンタインの木曜日は学校にも行かなかった
でもR君は学校から電話してくれて
娘は具合悪くて電話にも出なかったけど
今時、家まで電話かけてきてくれる子いる?
スマホが主流な現代で
すげー勇気いることだと思うんだけど
そんで土曜日になって
昼の仕事が終わった私が一旦家に帰ると
ちょうどR君が娘の様子を見に来て
そのまま2人で一緒に
バレンタインのチョコの材料買いに行った
買い物して
なんかスイーツ的なの一緒に食べて
しばらくおしゃべりして
帰ってきた
それって
それって・・・
デートだよね
いや、おばさんの記憶で言ったら
男子と2人でソレやったらあんた
デートっちゅーんですけど
しかもR君
女子の間で人気急上昇中
特に目立たない感じなんだけど
いざとなったら男らしい一面があり
とにかく優しい
それは大人の私の目から見てもわかる
物静かだけど礼儀正しいし
あー、この子モテルなと
密かにこの子だったら
うちの娘預けても良いなとさえ思っている
本人たちには言ったことがないけど
ついでに夫にも言ったことがないけど
夫は娘を溺愛しているので
彼氏を連れてきたら
「とりま1発ぶん殴る」と心に決めているから
よっぽどのやつじゃないと紹介できない
2年生の頃、娘の幼稚園からの友人が
R君を好きで告った
何度か告った
R君は「自分じゃ期待に答えられない」と
断ったようだが、それでもその子が押し切って
何とか付き合うことになった
付き合うことにはなったものの
普段どおり何も変わることなく
娘に接するR君を見て
女の子は焼もちを焼いた
焼もちを焼いている女の子に気を使って
娘は遠慮してR君から遠ざかろうとした
でも「それとこれとは関係ない」とR君は
娘の遠慮を制止して、女の子と別れた
女の子はR君と別れた後しばらくして転校した
R君との時間を思い出にしたかったのだろうか
もーね
もー、なんつーか
アオハルかよ
青春が眩しすぎて直視できない
おばさんの曇りきったまなこじゃ
見定めることすらできないの
実は娘には彼氏がいる
ツイッターだかラインだか
とにかくネットで知り合った
1つ年上の彼氏
まだ会った事もない彼氏
付き合って2年近くなる
まさに遠距離恋愛中だ
その子とうまくいくかどーかは
分からないけど
今は楽しくやっているようだ
大人の目から見た見解は
この際語らないでおこうと思う
私からしたらね
遠くの彼氏より近くのR君なわけ
気がついたらいつも傍にいてくれるR君なわけ
友達の境界線っつーか
今の関係をね
越えるか越えないかのね
じれったい感じがね
今しかないよって
今しかこの感じ味わえないよってゆーね
学生時代の特別な感情をね
しっかりと味わって欲しいわけ
存分に青春して欲しいわけ
でも
R君はその一線を
絶対越えては来ないと思う
だって
R君は
今度の受験で島を出てしまう
離れ離れになる
R君は母子家庭で
お母さんを楽させてあげたいと
現実的な夢がある
その夢を叶えるために
島外の学校に進学する
2人が笑ってスイーツ食べたり
カラオケ行ったりするのも
あとわずか
私はそれを
陰から見守っている