ご飯を美味しくする為の隠し味は、食べさせたい人がいるかどうかだ
けっこう前に実家から貰った
ブロッコリーの存在をすっかり忘れていたら
冷蔵庫の中で花が咲きそうになっていた
春がすぐそこまで来ている
どーも、まままっこりです
このブロッコリーをどうにかしなくては
うちは普段
私が働きに出て、内縁の夫が主夫であるが
私が休みの日は私が家事をする
たまには主婦に戻っておかないと
母であることも女であることも忘れてしまうからね
ところでブロッコリー
花咲きそうだけど食べれるのかな
夫に聞いたら「大丈夫死にはしない」との事なので
本日の夕食に使うとしよう
他に冷蔵庫の中には
玉ねぎ、人参、ジャガイモ、手羽先、半端な豚バラ肉・・・
夫の大好物はクリームシチュー
嫌いなものはカレー
娘の大好物はカレー
嫌いなものはクリームシチューである
対極の２人・・・
まー、材料は似たようなものだし
一気に作るとしますか
まず大きめの鍋に、水と手羽先をぶっこみます
それを火にかけてる間
野菜を切ったり色々下ごしらえ
フライパンでカレー用の玉ねぎ人参を炒めます
飴色になるまでジワジワ炒めます
その内、手羽先の出汁が沸くので
あくを取って出汁の鍋を二つに分けます
シチューの鍋、カレーの鍋に分けたら
シチューの鍋に、乱切り人参、ジャガイモを突っ込んで放置
実はまだ、カレー用の玉ねぎ人参炒めてます
そこに、トマトと半端の豚バラ肉とニンニクを足して更に炒める
３つ股のIHコンロをフル活用しています
今、レンジとか使ったらブレーカー落ちます
その時
コーヒーを入れようと夫がやってきて
ティファールに手をかけたので
(ʘ言ʘ╬)ｵｨｺﾗ
一喝入れます
麦茶でも飲んでろこのスットコドッコイ
今、キッチンの主導権は私にあんだよ
ここは女の戦場なんだよ
男子供はすっこんでな
気を取り直して
シチュー鍋に玉ねぎとキノコと生クリームを入れて放置
カレー用の玉ねぎ人参トマト肉が炒まったので
フライパンの火を止めカレー鍋に入れたら
ティファールでお湯を沸かして
コーヒーを入れます
もう、コーヒー１０杯分くらい作りました
これでしばらく持つでしょう
さあ、あなた
コーヒーですよ
コーヒー持って行ったら
夫は魚肉ソーセージかじりながらビール飲んでた
麦茶じゃなくて麦酒かーい
と心で突っ込みキッチンに戻る
カレーの鍋に炒めた玉ねぎ人参ets・・・
ショウガ、家にある適当なスパイスを入れ
それから手に持ってるコーヒーを適量入れ
煮込みます
一時経ってから
カレーの鍋、シチューの鍋、共に火を止め
それぞれルゥを入れます
ルゥをかき混ぜたら、二つの鍋を弱火でコトコト
別の片手鍋に湯を沸かし
花咲きブロッコリーを茹でます
シチューの後乗せ用です
二つの鍋をたまにかき混ぜながら
基本放置プレイで
出来上がり
ビールで気分のいい夫は
「シチュー♪シチュー♪」と喜びの歌を歌い
遊びから帰ってきた娘は
「カレー♪カレー♪」と舞い踊ります
夫の皿には大好きなジャガイモがたくさん入ったシチュー
娘の皿には大嫌いなジャガイモが一つも入ってないカレー
私の前にはそのどちらとも
ついでに娘がデザートにと
チョコ大福を作ってくれた
いつでも嫁に行って良し
家族みんなで笑顔になれる
あまり難しくない方法があるなら
惜しまずやってみるべきだ
小さなことからでいいんだと思う
他人から見れば
くだらないけど
当たり前の毎日が
当たり前に訪れることの幸せ
シチューを平らげた夫が笑っている
カレーを平らげた娘も笑っている
私は
その報酬を、明日の燃料にする
追伸：この記事書いてるときに、編集中の記事を載せてしまいました
ブロッコリーだけの写真とか、お題用の途中記事とか
混乱した方、どーもすいませんでした
パルプンテにかかったと思ってお許しください
